市民公開講座

               テーマ 「放射線検査と医療被ばく」
         〜 安心して放射線検査を受けていただくために 〜
ct
日時 平成26年11月2日(
   10:30〜12:00開場9:30)
場所 北九州国際会議場 2F  国際会議室
入場無料 一般市民の皆さんが御入場いただけます 

の医療現場において、欠かす事のできない「医用放射線機器」の数々。国民の健康志向と比例して、メディアに取り上げられる機会も多くなり、「X線CT」、「マンモグラフィ」といった検査をご存知の方が大勢いらっしゃいます。しかし、これらの検査で「放射線」を使用することは知っていても、放射線がからだにどのような影響を及ぼすのか、原発事故で拡散した「放射性物質」が出す放射線と何が違うのかは、正しく理解されず、得体の知れないものへの恐怖だけがあるように感じています。市民の皆様には、是非この機会に正しい知識を吸収し、安心して放射線検査を受けていただきたいと願っております。


 司会
北九州市立医療センター 放射線科総技師長 利光 孝
市民の皆様へ、放射線検査による医療被ばくの正しい知識と我々の医療被曝低減の取り組みについて、わかりやすく情報提供が出来ればと考えています。


平成紫川会小倉記念病院 放射線技師部部長 湯田 逸雄
市民の民様、放射線を利用した検査や治療は、医師が放射線被ばくによるリスクと、得られる利益とを十分に勘案し、利益が上回ると判断した場合に行います。我々診療放射線技師は、使用する放射線機器を十分に管理するとともに、検査・治療が最小限の被ばくで終了するように努力しています。




 演者

九州大学大学院    藤淵 俊王
医療被ばくについて
 放射線検査の正当化と最適化



北九州市立医療センター 畑田 俊和
マンモグラフィにおける医療被ばく低減への取り組み



平成紫川会小倉記念病院 重松 宏樹
心臓カテーテル検査における医療被ばく低減への取り組み



北九州市立八幡病院   満園 裕樹
CT検査における 医療被ばく低減への取り組み